メインテナンス治療とは、むし歯や歯周病の発生を防ぐために、定期的に行う静的な治療のことです。 動的な治療（むし歯治療や歯周病治療など）が終了した時点から、メインテナンス治療はスタートします。

過去の研究結果から、歯周病に関しては、メインテナンスを受けた方とそうしなかった方の間で、歯の喪失率が2倍変わったと報告されています。

通常３カ月に１度の受診をお勧めしますが、メインテナンスに移行する時の状態は患者様によってさまざまなため、その間隔もまた、患者様お一人お一人に合わせて決めさせて頂いております。

一般に、より健康な状態でメインテナンス治療に入った方ほど、メインテナンス間隔は長く、反対に問題を抱えた状態で移行した方ほど短くなります。つまりメインテナンスに至るまでの道のりが、その後のメインテナンス治療自体に大きな影響を与えるのです。